天然石とは？パワーストーンとの違いや、誕生石の種類と石の持つ意味を解説

アクセサリーを華やかにしてくれるアイテム天然石。ダイヤやパールなど、アクセサリーに使われる代表的な石も天然石の1つです。そもそも天然石の定義や、誕生石、石の持つ意味などをご紹介します。

天然石とは？

天然石とは、大自然の中で採れる本来は鉱物や岩石の総称。養殖など人の手を介して作られたもの以外の石を指しますが、科学的な定義はされていません。つまり道に落ちている石も人工的に作られたものでない限りは天然石の1つとなります。

しかしながら、一般的にはアクセサリーなど装飾目的に使用される美しい輝きを持つものや、パワーストーンとして保管や御守りとしての役割を持たせたものを指す場合が多いでしょう。

「無加工！天然石」とうたって販売されている石の中でも、人工的に着色したものや、熱処理などを行い色調を変化させて見た目の美しさを強調するために加工されている場合もあります。

天然石とパワーストーンの違いは？

天然石はいわゆる「パワーストーン」と呼ばれるケースもあります。「パワーストーン」とは大自然が生まれた鉱物・石が地球のパワーを宿していると信じられてきたことからその名称が使われるようになりました。

そのため天然石＝パワーストーンとまでは言いませんが、天然石の多くは地球の自然の力や偶然から生まれた1つ1つ異なる存在であるため、少なからずなんらかのパワーを宿していると考えても良いでしょう。

誕生石とは

誕生石は、1月から12月までの各月に当てはめられた石のことです。自分の生まれた月の石を身につけると、幸せが訪れると言われています。

石のついたアクセサリーを選ぶ際、色や形に加えて、「誕生石」であることが購入の決め手となります。特に恋人や友人への「誕生日のプレゼント」などのシーンで誕生石を使用したアクセサリーが選ばれることが多いです。

各月毎に決められた物を誕生石と呼ぶのが一般的ですが、実は月だけではなく、365日、生まれた月日に当てはめられた石も存在しています。この場合は「誕生」石ではなく「誕生日」石と呼びます。

誕生石と天然石の違い

誕生石は言葉の通り、誕生した月に当てはめられた石のことであり、その石が天然石であることが多いでしょう。ただ誕生石は天然石でないといけないという理由もありません。例えば熱加工されて配色を美しく微修正された石も、素材が誕生石のものであれば誕生石としての価値を見出します。

誕生石の定義とは

実は誕生石はアメリカやヨーロッパ、日本など国によって異なったり、誕生石と呼ばれるようになった起源も諸説あったりと解釈が分散しているものもあります。

もちろん各国共通の誕生石もありますが、実はアメリカでは誕生石ではなかった！という可能性もありますので、海外の方へ贈り物をする際などはその国での誕生石は何かというのも調べておくと安心です。

月別の誕生石一覧とおすすめピアスアイテム

ここでは一般的に購入しやすい日本での誕生石について、オンラインショップ Amer Bijoux(アメールビジュー)でご購入いただける石をいくつか抜粋して、各月別に1つずつご紹介していきます。

1月の誕生石

ガーネット

1月の誕生石であるガーネットは別名、柘榴石(ざくろいし)という名前の通りざくろのような深みのあるワインレッドの赤が特徴的です。写真は原石の色を出来るだけ忠実に残しているため、天然石本来の自然な配色がわかります。

「真実」、「友愛」、「忠実」といった石言葉を持つとされています。

ガーネット原石ピアスのご購入はこちら( ※ 商品ページでは他の天然石もご紹介しています)

【関連記事】

1月の誕生石を使ったおすすめアクセサリー3選

2月の誕生石

アメジスト(アメシスト)

2月の誕生石のアメジスト(アメシスト)は天然石の中でも人気のある石なのでご存知の方も多いかと思います。正式名称はアメシストですが、一般的にはアメジストとして認識されているため、店舗などでもアメジストとして打ち出しているケースが多いでしょう。ここでもアメジストとしてご紹介します。

そんなアメジストのもつ石言葉は「誠実」、「知性」、「心の平和」。現代社会ではなかなか厳しいことも多い中で、自分の心は穏やかにありたい、そんな方にはアメジストの石の力を借りて見ても良いかもしれません。

アメジスト原石ピアス(片耳)のご購入はこちら

アメジストを使ったアクセサリーの商品一覧はこちら

【関連記事】

2月生まれの方に贈りたい。2月の誕生石を使ったアクセサリー特集

3月の誕生石

アクアマリン

3月の誕生石アクアマリンは名前の通り、美しい海のような透き通った爽やかなブルーが印象的な天然石です。海を見ていると癒されるのと同じように、アクアマリンの石を見ているだけで日々の疲れが少し緩和されるような癒しの効果を感じられます。

アクアマリンの石言葉は「沈着」、「勇敢」、「聡明」と言われています。

アクアマリン原石ピアス(片耳)のご購入はこちら ( ※ 商品ページでは他の天然石もご紹介しています)

4月の誕生石　

水晶

4月の誕生石の定番といえば、みんな大好き「ダイヤモンド」ですが、実は近い名称かつ、「ダイヤモンド」よりもお求めやすいお値段の「ハーキマーダイヤモンド」という水晶も4月の誕生石の1つです。厳密には水晶が4月の誕生石で、その中に「ハーキマーダイヤモンド」という種類のものがある、という形です。

ニューヨーク州のハーキマー鉱山で産出される美しいこの水晶のことを「ハーキマーダイヤモンド」と呼び、一般的に知られる「ダイヤモンド」とはまた別の自然な輝きが魅力的です。透明色のため、どんなファッションやシーンでも使いやすい、ファッション性の高い石でしょう。

ハーキマーダイヤモンドピアス(両耳)のご購入はこちら

5月の誕生石　

エメラルド

5月の誕生石は目を奪われる美しい緑が輝くエメラルドです。エメラルドはダイヤモンド、ルビー、サファイアと並び、世界四大宝石の一つとして非常に有名な石です。古くから人々に愛され、クレオパトラも愛用していたと言われています。

そんなエメラルドは「精神の安定」、「幸福」、「幸運」といった石言葉を持っています。美しい輝きを見ていると心に落ち着きが感じられます。

エメラルドマイクロピアス(片耳)のご購入はこちら ( ※ 商品ページでは他の天然石もご紹介しています)

6月の誕生石

ムーンストーン

6月の誕生石として１番有名なのは「パール」ですが、パールはもう誕生石としてではなく一般的な宝石としての知名度の方が高いかと思うので、ここでは「ムーンストーン」をご紹介したいと思います。

ムーンストーンもパール同様に乳白色で、美しい輝きを放ちます。昔インドでは、ムーンストーンは月の光が固まってできたものだと信じられ、満月の夜に口にくわえると自分の将来が分かるといわれている、ロマンチックな天然石です。

ムーンストーン原石ピアス(片耳)のご購入はこちら ( ※ 商品ページでは他の天然石もご紹介しています)

7月の誕生石　

ルビー

7月の誕生石は真紅の奥深い輝きで人々をトリコにするルビーです。こちらも世界４大宝石の1つ、宝石の女王として世界中から愛される天然石です。ルビーが放つ情熱の赤色はまさに7月が誕生日の夏生まれの方によく似合うのではないでしょうか。

ルビーの石言葉はその色からも感じさせる「情熱」、「勝利」、「勇気」、「純愛」。燃えるようなルビーの輝きからパワーをもらえることでしょう。

ルビー 6mmピアス(両耳)のご購入はこちら ( ※ 商品ページでは他の天然石もご紹介しています)

8月の誕生石　

ペリドット

8月の誕生石はペリドットという天然石があります。エメラルドやルビーと比べると知名度は高くありませんが、画像の通り非常に美しく、太陽の光を浴びて輝く草原のようなナチュラルな魅力を持っています。

ペリドットの石言葉は「平和」や「夫婦の愛」です。これから夫婦になる方や、長年夫婦として過ごしてきた方々がお互いの今後の絆を約束する意味でペリドットのアクセサリーをプレゼントするというのもロマンチックだと思います。

ペリドット 6mmピアス(両耳)のご購入はこちら( ※ 商品ページでは他の天然石もご紹介しています)

9月の誕生石

サファイア

9月の誕生石はサファイアです。サファイアはラテン語で「青」を表す言葉であり、その語源の通り深みのある濃い青色が印象的な天然石です。

このようにサファイア＝青い石と一般的には覚えられていることが多いですが、実は必ずしも青色というわけではありません。青色以外のサファイアは「ファンシーカラーサファイア」と呼ばれ、青色と赤色を除いたすべての色が当てはまり、マルチカラーで色のバリエーションは非常に豊富な石でもあります。

サファイアの石言葉は「誠実」、「愛情」、「慈愛」があります。

ブルーサファイアマイクロピアス(片耳)のご購入はこちら ( ※ 商品ページでは他の天然石もご紹介しています)

【関連記事】

9月の誕生石を使ったアクセサリーのおすすめ3選

10月の誕生石　

トルマリン

10月の誕生石はトルマリンです。トルマリンは石の名前ではなく、鉱物(天然の作用によって生成される無機物のこと)を総称した名前で、非常に範囲の広い天然石です。

そのためカラーバリエーションも豊富で、画像のような赤と緑を組み合わせたスイカのような配色や、青色、黄色、ピンク、黒など様々なカラーが楽しめます。色によって「トルマリン」という名称以外の名前も決められており、画像のように多色が含まれる場合は輪切りにするとスイカのように見えることから「ウォーターメロントルマリン」と呼ばれています。

トルマリンピアス(両耳)のご購入はこちら

【関連記事】

トルマリンとは？トルマリンの色や効果、おすすめアクセサリーをご紹介

10月の誕生石を使ったアクセサリーのおすすめ3選