令和時代に注目を集めるエシカルアクセサリーとは

Amer bijoux

2020年はアパレル・宝飾業界は冬の時代でした。確かにオシャレをする機会は今までと比べて減ってしまいました。

しかしいざ、お出かけするその時の特別感は今までより一層心が踊る、思い出深いものになったのではないでしょうか。1回1回のお出かけやお食事、その時に身に付けていたアクセサリー。大切な時を共に過ごしたアクセサリーが、ジュエリーボックスを開いた時にその時間を思い出させてくれます。

そんな素敵な気持ちにさせてくれるアクセサリーですが、見た目はもちろん、どんな素材で、いつどこで誰がどのように作られているものなのか、今の時代では非常に注目されています。

エシカルとは

最近目にする機会の増えたエシカルアクセサリーとは「エシカル消費」という考えから出てきた言葉です。エシカルとは、英語で直訳すると「倫理的な」という意味ですが、現在広まっている一般的な「エシカル消費」に含まれている意味は「人や地球環境、社会、地域に配慮したものをを選ぶ」という消費の行動指針です。

1980年頃から叫ばれ出していましたが、ファストファッションが流行し、労働者の人権問題が注目を集めるようになり、どんどん環境破壊が進む中で今の時代に「物を選ぶ基準」の1つとして重視されるようになりました。

特に欧米でその動きは活発で、アクセサリーの世界でも環境を意識した素材を使用したブランドやアイテムが台頭し始めています。もちろん素材を意識するだけではなく、素材を活かした創作的でユニークな、今までのアクセサリーの枠を超えたデザイン性も兼ね備えているものばかりです。

注目のエシカルアクセサリーブランド

ここからはエシカルかつオシャレな注目の欧米アクセサリーブランドをご紹介します。

Jianhui LONDON

Jianhui LONDON | ジアンフィ ロンドン

ナチュラルな肌触りと軽やかな付け心地が魅力のウッドビーズのロングネックレスなど「最も美しいエコデザイン」と称されるロンドン初ブランド。リサイクル木材など環境に配慮した材料で作り出されるアクセサリーはエシカルを体現していながらデザインはハイセンス。

作品のインスピレーションのもととなるのは、子ども時代にいつも想像力をかきたてられていた「自然」。彼の類まれなデザインは、ハイエンドなブティックに愛されるだけでなく、ニューヨークのMoMA、メトロポリタン美術館、ロンドンのV&A、ハーヴェイ・ニコラスでも称賛されています。

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sundaramar

sundaramar | サンダラ・マー

アメリカ発、sundaramar<サンダラ・マー>はエシカルな素材にモダンなデザインが特徴的なブランド。素材は100%再生可能な資源の綿や木材パルプを原料としたセルロースアセテートを使用しています。一般的なプラスチックが石油を主原料としているのに対し植物を原料としているため、人体にも環境にも優しい素材です。
セルロースアセテートはプラスチックに比べて発色・透明感が高く、しなやかで加工が施しやすく、環境にやさしい事から、今アクセサリー業界で注目を集めています。sundaramarのピアスにもそれを活かした軽量で透明感のあるデザインで、身に付けるだけでオシャレ度がUPします。

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dconstruct

dconstruct|ディー コンストラクト

カナダ発dconstructでは通常であれば不要物として廃棄されてしまう樹脂を再利用し、その中に発展途上国から購入した素材を封入したエシカルなアクセサリーを作るブランド。

dconstructのアクセサリーは無駄をそぎ落としたシンプルなデザインでいながらも温かみがあり、全て手作りで手掛けられた作り手の思いが伝わってくるアクセサリー。そして、その温かみの先にブランドが掲げる理念を感じる事ができます。

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まとめ

コロナの影響でアクセサリーを身に付ける機会も少なくなり、大切にしたい必要なものだけ、本当に厳選したものが選ばれる時代になりました。

これまでは見た目重視でたくさんのものを持っていたという方も、見た目に+の選択基準にエシカルかどうかを取り入れてみても良いかもしれません。

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